大道無門館 古寿母道場

道場の由来

 大道無門館の名称をつけて頂きました先生は、現在の静岡県剣道連盟会長でいらっしゃる剣道教士八段滝川貞司先生です。

その意味は、禅宗の言葉より
『 大道即ち人の歩く正しい道を修行修練しに館にお見えになる方には無門 けして厚い壁高い塀も 設けてありませんのでご自由にお越し下さい 』 との意味だそうです。

 こすもの名称は、私の長女(たまみ)現在愛知県立三好高等学校で教諭を勤めています錬士七段の娘が、  『修行修錬することは、非常に奥深くものがあって無限である 無限といえば宇宙である 宇宙といえば こすもだ ! 』  と言い、「こすも」 に決めました。

 ところがある時、私の居合道の師匠 香川県出身の居合道範士八段 剣道教士七段 故岩田憲一先生が、当道場に来館した折に
『こすもの文字がひらがらでは道場としては軽すぎる。よくよく考えてみる。』 と、言われてご自宅へ帰られました。

 数日後毛筆で 『 古寿母 』 の三文字が送られて来ました。道場名は 大道無門館 古寿母道場 に決まりました。

会館について

 自宅を新築にあたり、自身の居合道の修錬をする為に一階に稽古場を作りました。 平成八年正月六日 稽古場開設に当たりましては、北は栃木・山形、西は大阪・京都そして県内から多くの知人・友人の先生方が駆けつけて下さいました。  磐田市の見付天神矢奈比賣神社の宮司・巫女を招き祓いの儀をして頂き、先生方に初稽古をして頂き初稽古を無事に終えることができました。

 開設当初は地元中学校にも剣道部がありまして、「中学へ入学したら剣道をやるんだ」と言う小学生が居りました。小学生・中学生が在籍し数年間はにぎやかでした。  その後地元中学校の剣道部が廃部となり、日増しに我が道場の小学生・中学生が減少して、今では大人の剣道愛好家が集いお互いに切磋琢磨して楽しんでおります。
 
 一方、居合道は当初からあまり沢山の方はお見えになりませんでしたが、現在は十名程の会員がそれぞれのご都合の良い日良い時間帯に来館して稽古をしております。

 稽古内容については 全日本剣道連盟制定居合・日本剣道形・無雙直伝英信流(古流・組太刀)等 技量に応じて稽古をしております。

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